おじさんと癌とコロナウイルス
こんばんは、柿原です。 何か家族って不思議なもので、良い写真が撮れたので、何気なく母親にラインをしたら、「おじさんが昨日の3時に亡くなったで。」と。 2ヶ月前ぐらいでしょうか。癌で入院してるときいたのは。 2歳ぐらいの時から記憶に残っていて毎年正月に、宝塚にある父方のおじいさんの家に集まっていたのですが、その時に父親の兄弟も来ていたんですね。 4人兄弟で、うちの父親が長男、そのおじちゃんが三男の末っ子。 1番話しやすい人でした。 匂いも他の人とは違って一緒にいて心地いい感じ。 高校の時ぐらいから宝塚には行ってなかったのですが、大学を卒業して東京に行く前の日ぐらいに、数年ぶりに実家に来てくれて、お祝いをくれたのが最後でした。 コロナウイルスが日本で存在感が増してきた頃、母親にも安否のラインをした折に末期の癌で、もうそんなにもたないって聞いたんです。 一回実家に帰ったのですが、お見舞いには行けず、コロナの事で頭が一杯になっていて、それでもピアノを演奏したい、と練習を頑張って、本番、沢山の暖かい拍手を頂いて、、 僕ってかなりくよくよするので、おじいさんが気を利かしてくれたのだと思ってます。 自分の道を行け、と言ってくれてるようで。 僕も介護従事者の1人なので、県をまたいだり、新幹線に乗るのは自粛。 うちの両親が明日のお葬式に行くみたい。 宝塚でやるのでうちの両親もコロナには十分気をつけて、ラインしました。 一緒にいた時間は短いので、それが返ってていい思い出としていつまでも記憶にある。 さすがに今日は落ち込んでしまって、ピアノは弾けませんでした。 コロナは大変ですがそれより前から闘病生活してる方は多い。 おじちゃん本当に今までありがとう。 東京行きを祝ってくれてありがとう。 いい匂いを、ありがとう。 あとは、ゆっくり休んでください。