死のロード 中間地点 鐘の音

今日で、死のロードと題した、仕事漬けの日々がやっと中間地点に差し掛かりました☆
明日がお休みで、明後日からまた連勤。
今日明日はしっかり休んで現実の日々に備え様と思います。

仕事の合間に、ピアノを弾いているのですが、約2年間の念願であった、「ラ･カンパネラ」が弾けるようになりました☆

この曲の奥深さをはじめて知ったのは、「フジ子・ヘミング」さんのドキュメンタリーです。
それまでは、ものすごい難しい練習曲だな、とまあ、その程度でしたがそれを切欠にこの鐘の音にどっぷりとハマってしまいました。。。

今まで色んな方のカンパネラを聞いてきましたが、やはりフジ子さんのカンパネラが僕は一番好きです。
超絶技巧を駆使した曲な故、大概のピアニストは、「完璧に弾く」、「早く弾く」ように見受けられるのですが、彼女の場合は「一つ一つの音を大事に」しているように思えます。
そのドキュメンタリーでも彼女は「機械じゃ有るまいし、間違ってもかまいはしない。私は私が弾くカンパネラが一番好き」と、語っておりました。

この瞬間から、私のピアノに対する思いが変わった気がしています。「僕は僕で良いんだ」と。

それまで、テクニックを追求しミスタッチを無くす、
ようはそれだけといっても過言ではないくらい、没頭していましたが、あれ以来ピアノを楽しんで弾くことを勉強したと思っています。

私より巧いピアニストは何億、何千万といると思いますが、その中でも、私のような音を出す人は柿原しか居ない、といわれるような人物になっていきたいと思っております。