七夕

今日、仕事で「七夕の短冊作り」をお客様と一緒に実施していました。

やはり人それぞれ違う願いを持っておられるようで、「アイスクリームが食べたい」と書く方や何度書いてくださいとお願いしても、書いてくれない方など様々でした。

ただ、すごく考えさせられるものがありまして、「早くお家へ帰れますように」や、「早くお父さんに会えますように…」など、返答に困ったものもあります。

その方は80歳以上の女性の方で、子供はつるっぱげ、孫も私と大して変わらない程なので、間違いなくその方の親は亡くなっているでしょう。

もし家に帰る、もしくはお父さんに会える事があるのならば、それは「亡くなった時」。それしか有り得ないのです。

その方は認知も結構進んでいるのですが、やはりお年寄りだけあって私では到底及ばない、ということです。
「死」と言うことを、「父に会いたい」「家に帰りたい」と言う言葉を使って表現されているのか、、、

人間って永遠の謎です。。。。

コメント

ネネ さんの投稿…
七夕、もうそんな時期になるのですね、どおりで暑くて目が覚めた訳です。
お年寄り、特に認知の方は本当に奥が深い!!以前私の見知っている認知の方で、日常会話が成り立たないほどなのに戦争の映画を見て号泣「この頃は大変だった」と発言されたそうです。

また以前読んだ「じいさん、ばあさんの愛し方」(だったと思います)と言う介護する側が読んでもよし、これから介護を受ける事になるであろう人が読んでもよし。という本に面白い?表現がありました。確かこんな感じです。・・・歳をとることは素晴らしい。若い頃は色々悩み、忘れるためにお金を払って深酒をする。でも歳をとるとお酒など飲まなくても忘れる事が出来る。  また、若い頃は仕事仕事、家事育児と時間に追われることが良くあるが歳をとるとそんな事はなくなり、今日がいつであるか、今が何時であるかさえ関係なくなる。
ヴ~ンある意味そうなんだろうなぁ・・・と考えさせられつつも納得??
認知を始めいわゆる老人力の奥深さと言うかなんと言うか、きっとたまさんの言う80歳以上の女性もその方なりの深い考えがあるのでしょう。

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